【言葉は、疲れた体には入りません】
2026/09/25
【言葉は、疲れた体には入りません】
試合の帰り道。
つい、その日のプレーの話をしてしまう。
「あそこ、どうしたの?」
悪気はないのに、車の中が静かになる。やってしまいますよね。
練習や試合が終わった直後、子どもの体はまだ動いている最中です。
息は浅く、心臓も速いまま。
体を動かすためのスイッチが入りっぱなしの時間で、
考える・覚える・受け止めるといった働きは、うしろに下がっています。
この時間にかけた言葉は、中身がどれだけ正しくても残りにくい。
残るのは、言われたときの気持ちのほうです。
疲れているときほど、言葉は強く聞こえます。
同じ「もう少しだったね」でも、体が重い日は、責められたように届くことがあります。
体の練習でも、同じことが起きます。
不安定なところで体を支える動きは、疲れるほど雑になります。
そこで「もっと上げて」「ぶれてるよ」と足しても、体は応えられません。
ぐらつきを止められるなら、最初から止まっています。
小学生や中学生は、体も気持ちもまだ育っている途中です。
うまくいかなかった理由を、その場で自分の言葉にするのは難しい。
だから「どうして?」は、答えを引き出すより、黙らせてしまいやすい言葉になります。
少し時間をおくと、子どものほうから話し始めることがあります。
その日の出来事を、自分で並べ直せるようになるからです。
一晩あけてからのほうが、同じ話でも素直に入ります。
聞くのは、そのときで間に合います。
✔ 終わった直後は、水分と食事が先。話はそのあとに
✔ 「どうして打てなかったの?」より、「おつかれさま」から
✔ 感想を言うなら、見えた事実だけ(さっきの一歩、速かったね)
✔ 伝えたいことがあるなら一つだけ。短く、一回で
EQスポーツでは、子ども3人に対して指導者1人でレッスンを進めています。
その日の体の状態を見ながら、一人ひとりに合わせたメニューを作っています。
フォームは定期的に撮影し、測定会でも変化を確かめます。
家でやることは宿題としてお渡ししているので、
おうちでの会話は、その宿題の話だけで足ります。
体が落ち着いたころに、短く一言。
それだけで、次の練習の入り方が変わってきます⚾️
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