【最後の一歩が、捕球をつくります】
2026/09/10
【最後の一歩が、捕球をつくります】
ゴロを前で弾いてしまう。
追いついたはずの打球が、横をすり抜ける。
本人は全力で走っているのに、最後だけ噛み合わない。
そんな場面に、心当たりはありませんか。
捕球は手の動作に見えますが、うまくいくかどうかは、ボールに近づくまでの足でほとんど決まっています。
打球との距離は、走ってみると、たいてい半端に余ります。
その半端を、最後の数歩の歩幅で調整する。
歩幅で合わせられた子は、ボールが自然と体の近くに来ます。
合わせられないまま突っ込むと、最後に腕だけを伸ばすことになり、グラブが体から離れてしまいます。
もうひとつは、頭の高さです。
走っている間に頭が上下すると、ボールも上下して見えます。
だから最後は歩幅を小さく刻んで、頭の高さを保ったまま近づきます。
体を沈めるのは、目線を打球の高さに置いて、見え方を安定させるためです。
「もっと腰を落とせ」と言われて、その場でしゃがむ形だけを覚えてしまう子もいます。
でも、沈むのが早すぎると足が動かなくなり、遅すぎると腕だけが出ます。
低さそのものより、いつ沈むかのほうが大事です。
小中学生は、身長が伸びていく時期です。
足の長さが変われば、同じ距離でも必要な歩数が変わります。
去年まで合っていた歩幅が合わなくなるのは、下手になったからではなく、体が変わったからです。
歩幅の合わせ方は、一度覚えて終わりではなく、成長に合わせて更新していくものになります。
つまり、守備には順番があります。
足で距離を合わせる。体を沈めて目線を下げる。グラブは、いちばん最後に出す。
この順番が入れ替わると、腕から動く守備になります。
✔ 打球を追うときは、まず足で距離を合わせる
✔ 最後の数歩は、歩幅を小さく刻む
✔ 頭の高さを変えないまま近づく
✔ グラブは、体が到着してから出す
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腕を伸ばして届いた一球より、足で近づけた一球のほうを、体は覚えています。⚾️
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