【回転の真ん中に、頭を置きます】
2026/09/15
【回転の真ん中に、頭を置きます】
「腰を回せ」と言われて、
体ごとぐるんと回ってしまう。
振り終わりに、頭が投手の方へ流れている。
本人は、力いっぱい回しているつもりです。
打撃の基礎は、腕の振りではなく、体の回転です。
ただ、回転には「真ん中」が要ります。
こまを思い浮かべてください。
軸がまっすぐ立っているほど、速く長く回ります。
軸が傾いた瞬間、勢いは逃げていきます。
スイングも同じです。
頭が真ん中に残っていれば、
その下で腰が回り、胸が回り、最後にバットが走ります。
頭が前に流れると、回転の真ん中がずれて、
腕だけで振り直すことになります。
ボールから目が離れるのも、このときです。
では、頭を残すには何が要るか。
下半身に「止まる場所」を持つことです。
踏み込んだ脚が地面をつかんで動かなくなると、
上半身はその上で安心してひねれます。
土台が動いたまま回ろうとすると、
頭も一緒に運ばれてしまいます。
小中学生のうちは、まだ胴体で体を支える力が育ちきっていません。
だから腕や頭で勢いをつけようとする。
それは根性の問題ではなく、体の順番の問題です。
胸の前に重さを抱えて、
脚を止めたまま上体をひねる練習は、そのためのものです。
腕で回さず、頭を真ん中に置いたまま、
土台の上で胴体だけを回す感覚を体に覚えさせます。
重さがあると、ごまかして腕で回せません。
土台が動けば、すぐに体が教えてくれます。
見るなら、振り終わった後の頭の位置です。
構えたときとほぼ同じ場所にあれば、
真ん中は守れています。
当たった・空振りしたより先に、そこを見てあげてください。
✔ 回るのは腰と胸、頭はその真ん中に残す
✔ 踏み込んだ脚が止まってから、上体が回る
✔ 腕は最後。回転についてくるだけでいい
✔ 力いっぱいより、真ん中を崩さないことが先
EQスポーツでは、
子ども3人に指導者1人の超少人数制で、
スイング中の頭の位置と、下半身の止まり方を
一人ずつ見ています。
定期的なフォーム撮影で、回転の真ん中がどこにあるかを確かめ、
その子の体に合わせた個別メニューを作っています。
強い打球は、力ではなく、
崩れない真ん中から生まれます⚾️
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