【低く構えるのは、膝の仕事じゃない】
2026/08/24
【低く構えるのは、膝の仕事じゃない】
「もっと低く」と言われて、
膝だけを深く曲げてしまう。
背中が丸くなって、目線が下がる。
そのまま打球が来ると、一歩目が出ない。
試合でよく見かける場面だと思います。
守備の構えで先に動いてほしいのは、股関節(脚の付け根)です。
付け根を後ろに引くように折りたたむと、
お尻と太ももの裏側に体重が乗ります。
上体は立てたまま、腰の位置だけが下がる。
この形なら目線が上下しないのでボールが見やすく、
足の裏全体で地面を押せるので、左右どちらにも動き出せます。
反対に、膝から先に曲げると、
体重がつま先側へ流れます。
前のめりの姿勢は一見すると「低くて良い構え」に見えますが、
動くために一度体を後ろへ戻す必要があるぶん、
最初の一歩が遅れます。
役割には順番があります。
沈むのは股関節。
支えるのはお尻と太ももの裏。
目線を水平に保つのは背中。
膝は、股関節が動いた結果として曲がるものです。
そして小中学生は、背が伸びる時期に手足が急に長くなり、
自分の体の中心の感覚がずれやすい時期でもあります。
昨日までできていた構えが崩れるのは、
気持ちがゆるんだからではなく、
体が変わったぶん、使い方を覚え直している途中だからです。
✔ 「低く」ではなく「お尻を後ろに引いて」と伝える
✔ かかとが浮かず、足の裏全体で踏めているか見る
✔ 構えたまま胸を張れているか(背中が丸まっていないか)
✔ その場から左右に一歩、すぐ出られるか確かめる
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定期的にフォームを撮影して、本人と一緒に見返します。
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低い構えは、気合いではなく股関節で作れます。
形が変われば、一歩目も変わってきます⚾️
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