【前足が止まらないと、球は走りません】
2026/09/13
【前足が止まらないと、球は走りません】
「もっと腕を振れ」と言われているのに、
腕を振れば振るほど、球が弱くなる。
投げ終わりに、体が前にふらついてしまう。
そんなお子さん、いませんか。
投げる動きでいちばん大事なのは、
前足が地面に着いた、その瞬間です。
勢いよく踏み出した体を、前足でいったん「止める」。
止まった下半身の上で骨盤が回り、胸が回り、最後に腕が振られる。
この順番で、足で作った勢いが指先まで届きます。
車が急ブレーキをかけると、荷物が前に飛び出しますよね。
投げる動きも同じで、下半身がしっかり止まるからこそ、
上半身に勢いが乗るのです。
逆に、前足が止まらず体ごと前に流れてしまうと、
勢いは腕まで届かず、腕だけで投げることになります。
これが「腕を振っても球が弱い」の正体です。
子どもは体が軽く、勢いに乗るのは得意です。
一方で、その勢いを受け止める力はまだ育ちきっていません。
だから着地で止まりきれず、体が前に流れやすい。
これは根性の問題ではなく、成長段階として自然なことです。
だから最初に身につけたいのは、
腕の振り方よりも「着地で止まる力」。
跳んで、着いた瞬間にピタッと止まる。
足首・膝・股関節で、自分の体の重さを受け止める。
一見ボールと関係ない動きに見えますが、投げる土台はここにあります。
家で見るなら、動画を撮って、前足が着いた瞬間で一度止めてみてください。
そこで体が止まっているか、流れているかは、専門知識がなくても分かります。
✔ 前足が着いたとき、頭が前に突っ込んでいないか
✔ 着地したあと、上半身がぐらぐらしていないか
✔ 投げ終わりに、前足一本で立っていられるか
✔ 腕を注意する前に、足の着き方を見てあげる
EQスポーツでは、ボールを投げる前の段階で、跳んで着地する動きから体の使い方を確認しています。子ども3人に指導者1人の少人数で、一人ひとりの着地の癖を見て、定期的なフォーム撮影で本人と一緒に確かめながら、個別のメニューに落とし込んでいきます。
腕は、最後に振られるもの。
止まれる前足が、勢いのある球をつくります⚾️
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