高校生が球速を上げるために必要なたった1つの要素
2023/11/30
近年の投手は球速を求められる
高校生になると、甲子園という大舞台で活躍することを夢見ると思います。
甲子園を見ていると140kmを越える投手が当たり前になってきました。
10年前くらいだと140kmを越えていると「やばい!」「怪物だ!」と
言われていたのですが
近年は140kmを越えないと甲子園では戦えないよね
という時代に変わってしまいました。
そして、球速を上げることにおいて
どの投手も悩んでいるのが今の時代になります。
130kmを越えたと思ったらそこから伸びなかったり
かたや何をしているかわからない人が急激に伸びたり...
140kmと120kmの差が縮まらなくなった
正直、速くなる人はぐんぐん伸びていますし
伸びていない投手はずっと120km代のままになります。
なぜこんなにも球速差が出てしまっているのかというと
何個かの原因が考えられます。
①元々の身体能力
②環境
③指導者
それぞれ解説します。
①元々の身体能力
例えば陸上で世界1をとったハンマー投げの室伏こうじさんが
野球をやったら未経験なのに130kmを投げます。
これは元々の身体能力の差があるからですよね。
このように身体能力が高いと速い球を投げやすくなります。
逆に身体能力が低いと球速も上がりにくいわけですよね。
②環境
毎日10kmを走っている人が監督に
「今日は5km走れ」って言われたら「ラッキー」ってなりますよね。
逆に毎日3kmしか走っていない人が監督に
「今日は5km走れ」って言われたら「辛い」ってなります。
人間は環境に染まる生き物なので頑張る集団にいるほうが
間違いなく頑張るようになります。
努力の基準が高いところにいるかどうかはかなり重要なポイントになります。
③指導者
いまだに昭和の指導をしている指導者も世の中にはたくさんいます。
指導者たるもの学び続けるべきなのですが現実は甘くありません。
経験則で教えていても上手くなるわけがありません。
経験とその子がマッチしないといけないからです。
だからこそ学んでいるかつ根拠を持って教えられる指導者に
出会えているかは重要なポイントになります。
ピッチングは球速が大切になる
ピッチングにおいて球速はかなり重要です。
なぜなら球速がないと緩い球は生きないし
遅い球だと打たれやすいからです。
球速を上げていくことが
投手として高いレベルで戦い続けるためには
必要になっていきます。
「おれは球速で勝負しない」は逃げです。
球速も上げてコントロールや変化球
ピッチング能力を上げるからこそ意味があります。
では何が大切かというと...
身体能力を上げることが大切
そもそもの身体能力を上げることが大切です。
50m走 |
7.1秒 |
遠投 | 75m |
立ち幅跳び | 220cm |
握力 | 30kg |
MB背面投げ(5kg) |
7m |
このような身体能力の選手が
50m走 |
6.3秒 |
遠投 | 105m |
立ち幅跳び | 270cm |
握力 | 60kg |
MB背面投げ(5kg) |
15m |
になってみてください。
間違いなく球速は上がっていますよね。
また球速だけではなくバッティングなどの
他の能力も上がること間違いなしです。
だから身体能力という「基礎」を上げることが
球速を上げるために手っ取り早いわけです。
身体能力の上げ方とは
身体能力を上げるためには
高校生であるならば「ウエイト」「柔軟」「パワートレ」
が大切になります。
もう少しいうと身体の使い方なども大切なのですが
一旦はこの3つでいいかなと思います。
ウエイトで無意識に発揮できる力を増大させ
柔軟をすることで使える可動域を増やし
パフォーマンスアップと怪我予防に注力し
パワートレーニングで
持てる力を全て力に変換します。
この部分の取り組み方を
変えていくだけで
あなたの球速アップにはかなり
近づいていくかなと思います。
それぞれの詳しい解説はまた
別記事にまとめますので
ブックマークなどをして定期的に
覗きにきてくださいね
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